今宵、雲の上のキッチンで
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内弁慶ならぬ、うちへたれ攻め。 |
こういう話大好き。
痛い話全然なし、対抗馬・三角関係も出てこない。
美しい笑顔と必殺の毒舌を併せ持つカフェのマネージャー新に心引かれた眞宮。大きな会社を経営し、仕事上ではそつなく会話できる眞宮だが、気に入った相手を前にすると、天邪鬼な言動を取ってしまう。尊大な態度で新を怒らせては、あとで一人になってうじうじと後悔する眞宮。
ある日、眞宮の秘書から眞宮のランチを作ってくれるよう頼まれ、最初は断ろうとした新だが、「餌付けして、後で笑ってやろう」と企み、匿名を条件に引き受ける。
ランチのお礼として新が望んだのは眞宮の住居、高層ビルのてっぺんからの美しい夜景。眞宮のマンションを訪れ、顔を知られずに眞宮の悩みを聞くうち、尊大に見えた眞宮の本心を知り、惹かれていく。眞宮も、新に惹かれながら、謎の「N」にも心惹かれ…。
こういう本の女性キャラって難しいと思うけど、ここに出てくる女性はなかなか素敵。
新の大学の同級生で、新婚さんだけど豪快。眞宮の秘書もいい。父親の代から世話になっているため、子どもの頃を知られていて何となく頭が上がらない感じ。
雨に濡れてマンションを訪れた「N」がシャワーを浴びているところをのぞいて、思いもしなかった美しい後姿に驚き、その後、バスローブ1枚の新がグラスを落とし、慌ててつまづき眞宮に倒れ掛かって…というあたりがとっても○。
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きっと本棚の主になる |
BL小説と呼ばれるものを読んで長いのですが、これほど購入後何度も読みたくなり、何度読んでも面白さが目減りしていかない本は珍しい!です。
お話の展開が面白く、じれったく、またどきどきさせてくれます。それはまるで自分が恋しているかのようで、グイグイ話に引き込まれます。
挿絵もマッチしていて、ただでさえ面白い話を更に引き立ててくれます。
とにかく星五つ以上、の価値アリです。
最近ありふれている盛り上がるのはHシーンだけ!みたいな話に飽き飽きしている方にお薦めしたい!!
素敵なお話です。
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最後の1文まで楽しめる! |
毒舌受けに天邪鬼攻め!うまくいくとは思えないカップリング(笑)
「なんて美味しい設定かしらv」と、読む前からワクワクで(-ー-)ニヤリ
そして、その期待に負けない面白さでございました。
なにより気に入ってしまったのは天邪鬼な眞宮。
いい年した三十路男が天邪鬼ってなんだ。滑るクチを止める事も出来ず自爆していく様は哀れとしか言えず(笑)
自業自得と自らを責めて落ち込みヘタレる姿は、もう笑わずにはいられない(鬼)
最後の一文まで楽しませてくれる。そんな一冊でしたv

