かって魯山人は「器は料理の着物である」と申されました。盛る器によって同じ料理でも全く印象が変わってしまうものです。
あなたなら、どんな器にどんな料理を盛られますか!
ヨーロッパ アンティーク・カップ銘鑑
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日本語による最良の欧州磁器解説書 |
独、仏、英を中心とした欧州磁器の解説書。カップとソーサーのみを取り上げているが、西洋磁器に関して日本語で書かれている書物の中で、専門書と呼ぶに足るものは、ほとんど本書一冊のみと言ってよい。小さい本であるため、地域的にも、時代的にも手を広げすぎた感があるが、解説は丁寧であり、細かく読めばかなりの知識を吸収できる。デザインや形状に注目した章立てがユニーク。全ての作品がカラー写真で紹介され、簡潔な解説が加えられている。本書を読んで、より専門的な洋書に興味を感じる読者のために、巻末の文献リストがもう少し充実していたら更によかった。

