かって魯山人は「器は料理の着物である」と申されました。盛る器によって同じ料理でも全く印象が変わってしまうものです。
あなたなら、どんな器にどんな料理を盛られますか!
東京ジンギスカンガイド
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「この店はンまぃ!」のステッカーは、彼らの足跡です |
紙面に限りあるのがつくづく惜しまれるが、限られた中でチョイスされた店には納得感がある。未取材(実際に食していない)店を掲載しているという点で、☆ひとつ減とした。
ジンギスカンは大好物なので、店の情報には敏感だ。美味い店の噂を聞けば、必ず駆けつけて食してみる。ところが、行く先々に、東京ジンギス倶楽部の推奨ステッカー「この店はンまぃ!」が張ってある。オープンしたばかりの店に訪れても、必ずステッカーが目に飛び込んでくるので、彼らのこの素早い取材力は一体何なんだ? といつも感心させられていた。聞けば、1日に何件もハシゴする場合もあると言うではないか。これは昨日や今日のマニアではない。それがついに、ガイドブックとして集大成したのがこの本だ。
「東京ジンギス倶楽部」は、東京ではほとんど陽の当たっていなかったジンギスカンをここまで盛り上げた陰の立役者だ。会ったことはないが、志を同じくするジンギスLoverとして、他人とは思えない親近感を抱く。L-カルニチンのダイエット効果が話題を呼び、ジンギスカンの店は急増している。しかし、ブームに乗って、単に羊を食わせるだけ、という店も多いのが実情だ。東京ジンギス倶楽部会長は語る。「本当に美味しいジンギスカンを一緒に追求していきましょう」…これが彼らの目的であり、存在理由だ。「東京ジンギスカンガイド」は、彼らの地道な活動の集大成だが、ゴールではない。東京におけるジンギスカンの守護神たるべく、日々、取材(飽食)は続いてゆく。

