シェフ、板長を斬る 悪口雑言集〈2〉―料理・酒・サービス・内装・客層・CP etc.
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是々非々の料理評論こそ素人の為に必要だ! |
相変わらずの是々非々評論に、筆者の「料理評論界への意地」が強く感じられ、料理に対して素人である程、読んで心強く感じる評価本だと思う。
なまじの食通には読んで腹が立つのかもしれないが、自分の良いと思ったものを貶されて批判するのではなく、今の料理評論の限界に筆者が一石を投じていることを考慮して、評価の内容の是非以前に彼を受け入れるべきではないであろうか。
私が趣味とする自動車の評論界では、その昔徳大寺有恒氏が批判的評論の緒を開いたと言われている。自動車評論家は料理の世界以上にメーカーに便宜を計らってもらっているはずなのであるが、比較的批判的評論は受け入れられている。読んで、自分の好きなクルマが批判されているとがっくりくるが、それはその業界が健全な証拠なのではなのではないだろうか。
巻末のQ&Aを見ると、筆者へのバッシングを列挙して、反論が記載されている。一々掲載する筆者をはしたないと批評する以前に、料理評論界の現在の状況を浮き彫りにしているようで、そちらの方に暗然としてしまう。
真の料理業界人が筆者のような人物を正当に評価する時代が早く来てもらいたいものだ。
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類書が少ないので点が甘くなる食のエッセイ |
正編につづく第二弾。第一弾のレビューもしてあるので、簡単にいうとガイドではなくエッセイとして読むべき。ガイドと銘打つ本は数多いが、主観で実例を挙げて書いてくれる本は少ない。故辻静雄氏の著作のように、「座右におきたい」とまではいかないが、食味エッセイとしては大いに面白い。
私には著者の言うことがあってるのか、違うのかは問題ではない。実際に食べに行けばよい。活字になったものを、祭り上げ過ぎてもいけない。
例えば、野田岩。著者は天然鰻について、あるいは蒸し過ぎについて追究する。私は野田岩のファン、東京の鰻は蒸しが身上だと思っているので、著者の意見は肯定しない。しかし、こう書けるのもこの本のおかげ、エッセイとして読み、実際に食べて読む。他にこういう本、あまりないので星4つ!
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グルメファン必読の書 |
前作同様、本作も力作です。私は普通のサラリーマンで、接待で食事をすることがありません。
これはよさそうだと思うレストランに、月に2回ぐらい彼女とか友人と外食をします。予算は一人15,000円ぐらいです。
以前、われわれが行ったレストランでこんな料理やサービスで名店といわれているのが、納得できない店がありました。それが、この本にも載っていて、われわれが思ったのと同じ感想が書いてありました。
友人のなかには、某調味料会社のテスターをしている人がいて、その人が又料理も上手で、一度食べた料理を、同じような味で自宅で再現できてしまうのです。この味を出すには、どうゆう食材を使ったかということも説明できてしまうのです。本当に、恐ろしいぐらいの味覚の持ち主です。
その友人が誉めた店もこの本に載っていて、味については、良い評価がされていました。
この著者の舌は、私のような一般レベルより、はるかに上で信頼できると思っています。
レストラン関係者、一部の舌が麻痺してしまった、フードライターは謙虚な態度でこの本を読むべきでしょう。
敵意まるだしの批評をするのは、変に疑われますよ。
なお、前作はNYに住んでいる日本人の友人によれば、アメリカの旅行者向けの雑誌に紹介されていたそうです。
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だんだん面白くなってきたぞ、食評論の評論! |
前作と同じスタンスながら、より冷静な切り口で食べ物を斬る、のではなくてフードジャーナリストを斬る、と言う感じです。彼のターゲットは作り手ではなく、堕落せしめたパトロン気取りの評論家なのではないか、とも思えます。米、水、味噌の味もわからない連中の徒花のような絵空事で料理屋の運命が決まるほど、日本の食文化は遅れているのでしょうか?世界有数の長寿を成し遂げた和食は、ここで語られている食事とは一線を画するものに違いありません。しかし、著者は脂肪肝ではないんだろうか?今後とも食評論の評論を歯切れよくお願いしたいと思います。
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評論家なんてみんな同じ。 |
レビューを読んでいると、「友里派vs他のグルメ評論家支持派」の対決のようになっているのが、大きな疑問でした。
結局、友里にしろ山本某にしろ、みんなただの「評論家」で、自分では何一つ創造できない連中なんですよ。友里がちょっと辛口で本音(?)だからといって、別に賞賛すべきような人種ではないです。



