モルトウィスキー・コンパニオン
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モルトウィスキーガイドの決定版!! |
パーカー式、100点満点の採点によるモルトウィスキー・ガイドブック。監修・訳者はこれまた日本におけるモルトウィスキー評論の先達、土屋守氏夫妻。
アルファベット順に各蒸留所のモルトがテイスティング・ノートにして評価されている。テイスティング・ノートの内容は以下である。
例:BOWMORE12年
・蒸留所名:BOWMORE
・生産者:モリソン・ボウモア(サントリー)社
・区分:アイラ
・地域:ロッホ・インダール
・住所・電話:−
・解説:ボウモアの村はアイラ島の「首都」であり、そこにある〜(約500字)〜
・ハウススタイル:スモーキー、葉っぱのような特徴(シダ?)と潮風の特徴を持つ。熟成年数の若い者は食前酒、長いものは食後酒
・ラベル
・モルト名・度数:ボウモア12年、43度
・色:琥珀色
・香り:10年ものより塩辛く、海草、さらにスモーキーさが強い
・ボディ:ミディアム。少しばかりシロップのよう
・味:一貫してシェリーの甘さが感じられる。スパイシー、へザー、海草、塩っぽい。とても複雑で、フレーバーの多様な変化をともなう。
・フィニッシュ:驚くほど長く、塩辛い
・スコア:87点
巻頭に著者序文、モルトウィスキーの最新事情、沿革、定義、そして簡単な概論を、巻末には僅かだがイギリス以外の国のモルトウィスキーのテイスティングノートなどが付してある。
ビニール張りハードカバーの豪華な装丁。値段は少し張るが、それだけの値打ちはある。
モルト通にはもちろん、初心者にも十分通用する内容。著者の表現力の豊かさや洞察力は並の小説家を凌ぐ。読み物として十分精読に耐え得る名著である。
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ウィスキービギナーにこそ… |
これはもうシングルモルトの辞書のようなもの。日本人の味覚からすると、イメージしにくかったり、違った感じ方だったりするところもあるが、これだけの量のテイスティングノートはすごいの一言。でも残念だったのは翻訳がよくないこと。もっと日本語の表現を磨いて欲しい。もう少し格のある表現が欲しい。しかし翻訳のまずさを差し引いても、とても「うまい」一冊。ウィスキービギナーにこそ読んで欲しいですね。
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不思議なお酒たち |
ブレンデッド・ウィスキーという文化があるからこそ、不思議なお酒たちが作られます。日本では蔵元以外から同じ名前のお酒が販売されるなんて考えられません。モルトをブレンドする文化が、同じ名前の違うお酒たちを作り上げます。それぞれが個性的なラベルを身にまとい、それぞれの味を作り出します。
この世界にはまったら、抜け出すことは難しい。だからこそ、この本を眺めて味や香りを想像するわけです。
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モルトファン必携のデータブック! |
モルトウィスキーのファンなら必携の、データと蘊蓄満載のバイブル。
入手できる殆ど全てのスコットランドの蒸留所について、様々なバージョンのウィスキーがラベル写真・採点結果とともに紹介されている。蒸留所の歴史や現在、そして将来にも言及されており、読了すれば立派なマニアになれる。
むろんウィスキーは飲んでナンボのものなので、飲むためのガイドとして使ってやるべきだろう。近年は、飲まずに収集する人も多いと聞くが、飲まずして何のウィスキーか。
私はこの本に触発されて、全蒸留所の浮きスキーを飲み干すべく挑戦中である。今後、どんどん改訂を重ねて、新しい情報を提供し続けて行って欲しいものだ。
蛇足ながら、本作品が出るなどしたせいで、近年、世界的なモルト!ムらしく、多くの蒸留所から様々な趣向を凝らしたボトルがリリースされている。それはそれで楽しいのだが、欲しいボトルがすぐに売り切れてしまうのが頭に来るところだ。
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やはり予備知識は必要です。 |
味覚は人各々に価値があるもの、、、他人の採点を有り難がって従うのはいかがなものか、、、私もそう言う考えの持ち主だったのですが、奥の深いシングルモルト、何も知識の無い状態では味の表現すら出来ない時があります。こういう時「この人はこう言っていたな」と言う予備知識も大切だなぁ、、と思う事があります。大切なのは、他人の意見を鵜呑みにするのでは無く、他人の意見を聞きながら自分の意見を持つ事だと思います。でも、自分の好きなお酒が誉められていると嬉しい気がしますよね(笑)

