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2006年1月28日16時58分
時点のものです。

飲食店経営には様々な問題が発生します。人材からマーケティング・メニュー開発までお役に立つ本を集めました。

集客

集客

人気ランキング : 115,072位
定価 : ¥ 2,625
販売元 : 六耀社
発売日 : 2003-02

商品名 集客
価格 ¥ 2,625
発送可能時期 通常2〜3日以内に発送
元気が出る。

 本書は元気が出る本である。人が集まると、すごいパワーを感じる。そのパワーを作り出す方たちのインタビュー集である。写真も豊富に使われていて、読んでいて、写真を見て、ワクワクしてくる元気をもらえる。

ディベロッパーの仕事サマリー?

さて、この『集客』という本、なんだか、ディベロッパーの仕事をまるで要約するかのような本でした。つまるところ、ディベロッパーの最大にして唯一の目的は「儲けること」なんですが、では、どうやって儲けるのか、ということに対して、ディべロッパーは今までは、ビルを作ってオフィスとして貸したりマンションを作って売ったり、たまにディズニーランドを作ったり、ということをしてきました。ところが、最近の都市開発を見ていると、その最大のポイントは「商業施設」になってきているようです。例えば、六本木ヒルズ、果たして、六本木ヒルズに「Yahoo Japan」がテナントとして入っていることにどれだけの人が興味を示すでしょうか?恐らく、ほとんど、そんなことはどうでもよくて、「Grand Hyatt」が入っていること、「LOUIS VUITTON」があるから、 村上隆のデザインしたキャラクターがかわいいから、「六本人になろう」のキャッチはいまいちだった、等など、要するに(笑)、そこにある(exist)という理由によるイメージとは完全に離れて、そこにあるソフトによるまさに「集客」競争が、街の間で起きている、というのが現実に存在していると思うのです。その中で、「集客」のするためのソフトウェアとして、本書でインタビューを行い紹介される「デジタルコミュニケーション」「飲食」「宿泊」「アート」「SC」「エコ」「メディア」「観光」「駅」「東京」「お笑い」「NPO」といったキーワードがどれだけ今の都市を語るにあたって、ソフトが大切かどうかを示している。しかも、一義的にこうしたソフトウェアは、場所の持つ歴史性を飛び越え、あたかも、インターネットの中を光速で行き来する「情報」であるかのように振る舞い、あっという間に全てを古くし、そして、意味を限りなく希薄にする。しかし、二義的には、実は、これらのソフトウェアの組み合わせは、その場所の歴史が持つ人々のイメージを、逆説的に作り出すこともある。つまり、人々は、今では「東京」というものにほとんど価値を見ていない。なぜならば、一つ一つの街が、あらゆる意味を包含した「都市」になりつつあるから。しかし、海外に行くと初めて気づく、そう、東京は唯一にして無二の都市であり、六本木ヒルズは、なぜ六本木に出来たのか?ということに。ディベロッパーは、決して、あなたをだまそうとはしていない。けれども、あなたの想像以上にしたたかに、あなたのイメージに入り込んで、そして、街のブランディングを図ろうとしている。素直に本書を、現代都市論として、読めば、きっと都市をおいしく食べる方法が見つけれられます。ぜひ一読を!

写真集みたいな本

多くの写真があり、見ていて飽きない。特にソウルの南大門市場がいい。その場にいるかのような錯覚を覚えた。
表紙もかっこいいので部屋のインテリアにもなるかもしれない。第1章では、村上龍が「新たな集客装置」の可能性について話す。新大久保や新宿・渋谷・赤坂などの町が例として出てくる。ハウステンボスを例に「ソフトが充実しなければ、話にならない」という発言に付箋を貼った。
第2章の3節、原研哉が成熟した日本のたたずまいの例として長野の小布施堂・熊本の「雅叙苑」を挙げている。前者はセーラ・マリ・カミングスで有名だが、酒蔵・レストラン・バー・北斎美術館・庭園がひとつの敷地にある。
『セーラが町にやってきた』(清野 由美、プレジデント社)と併読するとよくわかります。
第3章では電通・博報堂等の企業事例。あまり印象に残らなかった。

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